１１月３日。文化の日。
標高1,000ｍの山の上庭園周辺では、例年では、文化の日の頃に一番の紅葉の見頃を迎えます。
この辺りは、赤くなる木はまばらで黄色に黄葉するものがほとんどです。
紅（黄）葉の早い種類の木は、すでに葉を落としているものもありますが、山全体が黄色に染まります。

今年のビエンナーレ作品のバックの木々も見事に染まっています。
周りの森の表情が変わると、同じ作品でもまた違った印象で見えるというのは野外作品の醍醐味ですね。

以前の作品も森をバックにひっそりと佇んでいます。

白いパーゴラまで登ると、遠くに浅間山を臨みならが周辺の山々の紅葉が見渡せます。
ここのベンチでごゆっくりとどうぞ。

この先もさらに登っていきたいところですが、野生動物出没の可能性があるため、現在のところ閉鎖させていただいています。白樺の白い幹が澄み切った青空に映えます。

庭園に回ると、すっかり葉を落とした白樺と、褐色に染まるシードガーデン。

リグラリア（キク科メタカラコウ属）の白い綿毛が弾けていました。

今年はあたたかいせいか、紅葉もまだもうしばらく楽しめそうです。
今日もあたたかく厚手の長袖では汗をかきそうでした。

山の上でお待ちしています。