肌寒いほどの雨の日々をやりすごし、ようやく夏らしい暑さが戻ってきた山の上庭園です。湿気でクッタリしていた植物たちも息を吹き返してきましたが、何割かはそのまま枯れてしまったものもあり、改めて自然の摂理を実感します。

というわけで8月20日の花だよりですが・・・

群馬県にも緊急事態宣言が発令されましたので、越境でのご来園や団体でのご来園はなるべく自粛いただきますよう、ご協力をお願いできればと思います。

それを踏まえて、今回は現在のガーデンの状況をそのままお見せしたいと思います。自粛いただいている皆様に、雰囲気だけでもお届けできれば幸いです。

最後に、初めて見た植物の画像を掲載します。

こちらはギンリョウソウという名の植物らしく、「ユウレイタケ」という別名もあるそうです。よく調べてみましたが、カタチ的にはギンリョウソウモドキが正解なのかも知れません。

「ユウレイタケ」の別名のように、私も最初は雨上がりのキノコかな？と思って深く観察しなかったのですが、どうにも傘の様子がおかしいと不思議に思いよく観察して調べてみたところ、ギンリョウソウであることが判明しました。

パっと見た感じでは寒天質に包まれたキノコのように見えます。全国どこにでも分布しているそうですが、私は初めて目にしました。非常に面白い生態を持つ植物なので、興味がある方は調べてみてください。

園内中腹にある西側の林沿いと、レストハウス前にある、駐車場横の一段下がった林の中に生えています。