06/10
2022
長雨続く金曜日
2022年06月10日(金)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2022
2022年06月10日(金)
中之条花楽の里
連日の雨で気持ちも靴下もちょっと湿っているブログ担当です。
山の上も天候は安定せず、草花たちも「もう飲めねエ!」と道路で寝っ転がってクダまいてる酔っ払いようになっていますが、酔っ払いと違って寝っ転がっていても美しいのが草花。
というわけで、現在のガーデンの状況は前回とあまり違いはありませんが、前回紹介できなかった分と、本日撮影してきた分をミックスでお届けします。
ガーデン入口のアーチに絡むように、クレマチス:ダンシング・キングが咲いています。
ゲラニウム・ファエウムはお互いに絡み合うように群生し、その近くではゲラニウム・ブルックサイドが青紫色の花を咲かせています。
ひときわ鮮やかで目立つのがシレネ:ローリーズ・フェイバリットです。似たような形のシー・キャンピオン:コンパクタも一気に花を開き始めました。
ワイルドチャービル:レイヴンズ・ウィングが銅葉に白い花をつけ、単体で見事コントラストを演出中。
ガクアジサイのようなビバーナム:オノンダガもアンティークな色をつけ、近くではオラルヤ:ホワイト・レースが更に豪華な姿で共演しています。
アカバナジョチュウギクとアルケミラ・モリスも咲きました。特に前者が咲くと、いよいよ夏が近いなと感じますね。
ひときわ鮮やかな、おそらく山の上で最も青いであろうベロニカ:クレーター・レイク・ブルーが見事です。そのすぐ近くではヴィオラが一大勢力を築いており、一面ヴィオレッタな光景を形成しています。
ジャーマン・アイリスとオオムラサキツユクサもちょうど見ごろを迎えました。
最後はエーデルワイスの状況です。
下の方は6分咲きくらいになりましたが、上の方はまだ開いたばかりの状態です。乾燥を好む性質を持つので、この長雨にどこまで耐えるのか心配なのですが、一方でコマクサのところに咲いているエーデルワイスはシャキっとしていて元気です。やはり砂礫な環境の方がエーデルワイスには合うのかも知れません。
ここ最近、レストハウスの軒下にはツバメ様の落し物がやたらに増えてきました。山の上庭園の真の権力者であり影の支配者であるツバメ様には誰も逆らえませんので、みなさまもご来園の際には、ツバメ様のご下賜品にお気を付け下さい。
ではまた来週!