梅雨に入ったかと思えば、連日太陽のまぶしい日々が続いています。

日射しは強いですが、さすが標高1,000ｍの高原では吹き抜ける風はさやわかです。

いよいよエーデルワイスが咲き始めました。

花の中心の１つが開いたところです。

星形の花に見える部分は苞葉（ほうよう）といわれるいわゆる萼（がく）にあたる部分ですが、雪のように白く美しいです。

エーデルワイスは咲き始め頃の方が白く美しいです。今月中が見頃でしょうか。

エーデルワイスの咲く砂礫地の中では、数株ですがコマクサの姿も見られます。

エーデルワイスの脇にすらりと伸びるのはバーバスカム・ウェディングキャンドルズ

花芯の部分が紫色の毛にびっしりと覆われ、花弁の白とのコントラストが美しいのです。

サンショウバラの木立の下では、シャクヤク（芍薬）が大輪の花を咲かせています。

その先ではトリアシショウマの清楚な姿が。

木漏れ日の光が優しく、好きな場所のひとつです。

アーチを彩るハニーサックル（ツキヌキニンドウ）も見頃です。

左側に品種がロニセラ・テルマニアーナ

右側の品種がロニセラ・セロチナ

ガーデンの上部の園路から続くアーチにも絡んでいます。

このアーチを抜けたところは1年草の草花が咲くエリア

白い花はニゲラ・アルビオンブラックポッド

昨年の株からこぼれた種で、今年はたくさんの花を咲かせてくれました。

ガーデンの中で銅葉のカラーリーフが美しいディアボロ（アメリカテマリシモツケ）も花を咲かせています。

もうひとつ赤い葉で目を惹くのはスモークツリー

光を透かした葉の色はとても美しいです。

この他、今咲いている花を紹介します。

ヤマボウシ　花弁の縁が赤く染まるものと真っ白なのと2種類あります。

アカバナマツムシソウ　この花は花期が長く8月頃まで咲き続けてくれます。

ゲラニウム・プシロステモン　園内では数種類のゲラニウムが咲いていますが、これが一番濃い色です。

ゲラニウム・サンギネウム・アルバ

イエローキャンドル　入口のアーチをくぐってすぐのところで目を惹きます。

毎週毎週、新しい花が咲き始め、あっという間に花の季節が終わっていくものがあるかと思えば、数ケ月間咲き続けるものもあります。

その時々でガーデンの風景も移り変わっていきます。

どうぞお出かけください。