日が昇ると汗ばむほどの暑さが訪れるようになった山の上です。先週まではまだ冬の気配が色濃く残っていましたが、ここ一週間で暖かい空気が訪れてくれたおかげか、一気に色々なものが花開き始めました。

ユキヤナギとヤマザクラが一足お先に見頃を迎えそうです。現状はまだ5～6分咲きほどですが、今後1週間で見頃を迎えると思います。

ハナモモはまだ1分咲き程度ですが、そろそろ花が開き始めています。このまま行くとGW期間中に満開を迎えそうですので、GWの行楽予定地にぜひ山の上庭園を選んでいただければと思います。

ミツマタも下界では既に花盛りを過ぎてしまいましたが、山の上ではようやく咲き始めたばかり。

おかげさまでスイセンもまだまだ花盛りです。

「スイセンなんか見飽きたよ」という方もいらっしゃるでしょうが、その合間にはスノーフレークがぽつりと咲いていたりもするので、スイセンの一群の中から見つけていただければと思います。

なお、見つけても特に賞品はありません。私に「エライッ！」と思われるだけです。

足元ではスミレが色とりどりに花を付け始め、その傍らではチューリップが続々と目を覚まし始めました。

沢沿いではカッコソウが鮮やかな花の一群を形成し一際目立つ姿を見せてくれています。

余談ですが、私はカッコソウを見ると「ああ、春がやってきたなあ」と実感すると同時に、いそいそと夏物の準備に取り掛かることにしています。

というわけで、このまま順調に推移してくれればGWには春の花たちがちょうど見ごろを迎えることになると思いますので、時季外れの春の花たちをもう一度楽しみたいという方はぜひ山の上まで足をお運び頂ければと思います。