07/14
2023
梅雨明け間近の山の上
2023年07月14日(金)
中之条花楽の里
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2023
2023年07月14日(金)
中之条花楽の里
白いモクモクとした雲がわき上げる夏空が広がったかと思えば嵐のような雨がザーと降ったり、
今朝は真っ白の霧の朝だったり、お天気が目まぐるしく変わる今週の山の上です。
1ケ月前はフロックスのピンク一面だったところが今はアジサイ・アナベルの白に塗り替わりました。タケニグサが勢いよく伸びていたりするのもご愛嬌。
駐車場の脇には、リシマキア:ファイヤークラッカーがお出迎え
園内では色とりどりの花たちが次々と伸び上がるように咲いています。
◎バーベナ:ピンク・スパイヤとバーベナ:ブルー・スパイヤ(クマツヅラ科)
ビンクとブルーの色違い。こぼれ種で増えてあちらこちらでかわいらしい穂状の小花を咲かせています。
◎バーバスカム:シックスティーン・キャンドルズ(ゴマノハグサ科)
こちらもこぼれ種で自由奔放に生えてきては、人の背丈ほどにスラリとのびています。
◎クサレダマ(サクラソウ科)
◎オカトラノオ(サクラソウ科)
ともにサクラソウ科オカトラノオ属です。花のつき方が疎らか密かで違う印象を持ちますが、5つに分かれた花はよく似ています。ともに日本の山野に自生する植物で、園内でも多く見られます。
◎ベロニカストラム・バージニカム(オオバコ科)
日本のクガイソウに似ていますが、こちらの方がより細く繊細で、また花が枝分かれして咲くので花数が多い気がします。
◎カンパニュラ・ラプンクロイデス 和名:ハタザオキキョウ(キキョウ科)
◎ホタルブクロ(キキョウ科)
ともにキキョウ科ホタルブクロ属です。上記はヨーロッパ他原産で日本でも関東以北では野生化しているそうですが、下記は日本でなじみ深い花ですね。
先ほどのホタルブクロの咲く小道を進んでいくと、林の中へと入っていきベンチがあったり、小川が流れています。
そろそろ夏山シーズン。山の植物にも思いがつのります。
この庭園で咲く花は、宿根の園芸品種やハーブ、山野草まで多岐に渡ります。
それらの花々が自然の広がりの中で自由に自分の場所を見つけて咲いています。
避暑を兼ねて、あなたのお気に入りの花を探しにどうぞお出かけください。
山の上でお待ちしています。