08/25
2023
花に集まるチョウや虫たち
2023年08月25日(金)
中之条花楽の里
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2023
2023年08月25日(金)
中之条花楽の里
「処暑」も過ぎ、暑さもおさまる頃と言われますが、今年は残暑も続いているようです。
山の上では、午後になると雷雲が発生し、ザーと激しく降る時もあります。
その後はまた晴れ間が広がったり… 山の天気は変わりやすいですね
さて、庭園の方は、ジョーパイウィードのビンクとオミナエシの黄色が景観の主な構成要素となっています。
キミキフーガ:ブラックネグリジェ(キンポウゲ科)の細長い穂も立ち上がってきました。
ユーパトリウム・コエレスティナム(キク科)
花壇に使われるアゲラタムによく似ていますが、こちらは宿根草でフジバカマの仲間。和名で「青色フジバカマ」と言われるそうです。丈も低いのでフジバカマは連想しにくいですが、確かに花は似ています。
ジョーパイウィード(キク科)
こちらは「西洋フジバカマ」とも言われるフジバカマの仲間。白いヒゲのような花が開くと、たくさんのチョウやミツバチたちが集まってきます。
その羽音に圧倒されるほどです。憧れのアサギマダラの姿はまだみていません。
高い場所で蜜を集めるチョウの姿を写真に収めるのは難しいのですが、オミナエシのチョウはきれいに撮れました。
トンボも尻上げポーズで止まっていました。だいぶ赤くなってきました。
マウンテンミント(シソ科)は、あまり知られていませんが、スゥーとしたミントの香り、ビロードのような肌触り、よく見ると白くて小さなかわいい花。
ドライフラワーにしても香りも残ります。
エルダーフラワー(スイカズラ科)
6月に美しい花を咲かせていたエルダーフラワー。今はきれいな実を付けていました。
美しいですが、生の熟していない実は毒性があるそうです。
斜面のススキの穂もだいぶ立ち上がってきました。
これからますます存在感が増してくることでしょう。