05/21
2024
ツツジが満開そして白い花木も満開
2024年05月21日(火)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2024
2024年05月21日(火)
中之条花楽の里
1週間程前から、「ジジジジ♪」という音が聞かれるようになり、何だろうと思っていたら「エゾゼミ」というセミの声だそうです。
この声が聞こえるのは、きまって今日のように明るい太陽の降り注ぐ汗ばむような日中のこと。
それでも標高1000mを渡る風はさわやかです。
牡丹色のキリシマツツジも今が見頃!
キリシマツツジは色ごとに若干開花時期が異なるようです。
赤いものは遅霜の影響で茶色くなってしまったものもありましたが、こちらは美しく咲いています。
キリシマツツジの群落の上の階段脇には、同じツツジの仲間のサラサドウダン
深紅の小さなベル形の小花がびっしりと咲いています。
道路の入口から建物に向かってくる道沿いのレンゲツツジ
高原を彩るツツジとして有名なので、山好きの方にはご存知の方も多いと思います。
大型で明るい朱色の美しいツツジです。
そして、今は白い木の花も種類多く咲いています。
オオデマリ(レンプクソウ科)
コロンとした手毬のような白い花が美しい。
葉っぱを虫が食い荒らしています。
セイヨウテマリカンボク(レンプクソウ科)
上記のオオデマリとそっくりですが、本種は先が3つに分かれた葉っぱの形が特徴です。
花の時期も若干遅いでしょうか?(まだ開ききっていませんね)
別名をスノーボールというそうです。
カマツカ(バラ科)
枝が長く伸びて、特徴的な樹形をしています。
秋につく赤い実も美しいですが、初夏の白い花も美しいです。
ロシアンオリーブ(グミ科)
オリーブの名がありますがグミの仲間です(本来のオリーブはモクセイ科)。
銀葉が美しく耐寒性があり寒冷地でも育ちます。
庭園のカツラの木の下では
シラー・カンパニュラータ(キジカクシ科)
淡い青紫色と桃色のパステルカラーの二色があります。
キバナセンダイハギ(マメ科)
前回も紹介した本種ですが、だいぶ花数が増えてきました。
他の宿根草はまだ緑の葉の中でこの花だけが黄色く目立ちます。
冒頭でも触れたように、初夏の陽気になってきました。
庭園の宿根草もグングンと伸びています。
そして草たちも・・・
「雑草という草はない」とは言われますが、草との共生の花楽の里の試練はこれから始まりそうです。