梅雨に似合う花といえば、真っ先に浮かんでくるのはやはり紫陽花ではないでしょうか？
季節の進みの遅い花楽の里では、ようやく色付いてきました。
入口の近くにはカシワバアジサイ

冬場にイノシシに根元を掘り起こされるアクシデントあったので心配しましたが、花付きは上々です。
怪我の功名？　根の通気がよくなったの？　たまたまなの？　とりあえず良かったです。

エントランスの坂道の脇にはアナベル
ここの花も大きいです。

標高差50ｍの庭園の坂道を登っていくと、
アジサイ・エンドレスサマーの小径があります。

昨年は花が咲かず心配しましたが、今年は鮮やかなブルーの花をいっぱいに付けています。

夏の空にも、冬に塗り替えたばかりのベンチにも、負けず劣らず澄んだブルーです。

南側の空を振り返ると、遠くに浅間方面の山々も遠望でき、最高のロケーションです。

更に東方面に進むと、アナベルが群生します。

こちらの眺望も抜群です。頑張って登ったかいがあります。

さて、エーデルワイスはというと・・・
今週も多くのお客様にお出でいただいています。

ピークは過ぎてきていますが、楽しんでいただいています。

エーデルワイスの脇では、
アスチルベのやわらかなピンクの花が色を添えます。

和名は泡盛草。泡がモコモコと盛り上がる様子がイメージできます。

庭園の中で、ホワホワした感じの花といえば、

フィリペンデュラ・ウルマリア（バラ科シモツケソウ属）
和名はセイヨウナツユキソウ【西洋夏雪草】　霜とか雪とか涼しげな印象ですね。

同じ仲間の
フィリペンデュラ・ルブラ（バラ科シモツケソウ属）はピンク色
こちらはまだこれからが楽しみです。

バーバスカムの仲間も庭園を賑わせてくれています。
白花はバーバスカム：ウェデング・キャンドルズ（ゴマノハグサ科モウズイカ属）


黄花はバーバスカム：シックスティーン・キャンドルズ（ゴマノハグサ科モウズイカ属）


バーバスカムの仲間の親分はビロウドモウズイカ

草丈が２ｍを超える長身で、葉はやわらかな白い産毛に包まれます。

バーバスカムの仲間は、こぼれ種であちこちから出てきてくれるありがたい存在です。

この他にも紹介しきれないほどの花が咲きだす季節になってきましたので、風景写真をご紹介するまでにとどめさせてもらいます。

日中の日射しは強いですが、朝晩はしっかりと涼しくなってくれて過ごしやすい暮坂高原の花楽の里です。
紫外線が強く、一日の気温差が大きいことが花色を美しくしてくれます。

山の上でお待ちしています。