標高1000ｍのナチュラルガーデン

短い夏を謳歌するかのように、花々は咲き競い、虫たちは蜜を集めて飛び交う世界が広がっています。

パステルカラーの花たちは主役の座から退き、しだいに黄色の花たちが多くなってきました。

オミナエシ

秋の七草のひとつとしても知られています。

庭園の奥のエリアは、これから秋にかけて一面に広がります。

ヘレニウム

中心が団子のような形になることから、ダンゴギクの別名も

六合地区の切花としても出荷されており、ドライフラワーにも加工しています。

ルドベキア・マキシマ

こちらも、花の中心が盛り上げる独特な形をしています。

草丈が高くなるので、ガーデンに立体感を演出してくれます。

そして秋を先取りするかのような花たちも・・・

マツムシソウ

園路脇の草地でポツリポツリと開き始めました。

もともと高原に自生する野生種です。

芽が出てから2年目に花が咲き、花が咲くと種をこぼし、その株は枯れてしまいます。

今年は花の咲く株が多いように感じます。

ワレモコウ

クロホオズキ

ナスに似た青い花が終わると、次々とホオズキに似た実が連なっていきます。

名前のとおり、黒い模様が美しいです。

そして、季節が進むごとに草丈の高い植物たちが主役になっていくのも自然のこと。

ジョーパイウィードは西洋フジバカマとも言われます。

ガーデンのあちこちで群落を作り、これからのシンボル的な存在になります。

キミキフーガはサラシナショウマの園芸種。

こちらも蕾が上がってきて、花が楽しみになってきました。

庭園の中で、さわやかな色合いと香りを放っているのは

マウンテンミント

シルバーグリーンの苞葉を触ると爽やかなミントの香りが広がります。

連日の酷暑で大変な日々が続いているかと思います。

花といきもの達がおりなす高原のナチュラルガーデンでお待ちしております。