09/03
2022
パープルイエローの世界
2022年09月03日(土)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2022
2022年09月03日(土)
中之条花楽の里
連日の雨曇天に、ココロもカラダもしんなりしている昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか? 毎日私を癒してくれたレンゲショウマも終わってしまいましたが、ついにフジバカマのつぼみが出始めたので、いよいよ秋本番かな?という感じです。
そして園内では相変わらずマツムシソウがわが世の春を謳歌していますが、ガーデンが全体的に紫色と黄色に染まっています。そんな園内の様子をまずはご覧ください。
なかなか荘厳というか、見ごたえのある景色です。一面このツートーン・カラーで揃う期間は短いので、今ならではの楽しみかも知れません。
ちなみにユーパトリウム兄弟のこんな共演も。
コエレスティナム(青花フジバカマ)と、コエレスティナム・アルバ(白花フジバカマ)です。フジバカマの和名がつくように、こちらもフジバカマと同じヒヨドリバナ系の花です。なおフジバカマの学名はユーパトリウム・ジャポニカムなんですが、中国原産らしいですよ?
さて、ガーデン内では他にもコスモスが4割ほど咲いてきました。まだまだこれからという感じですが、来週あたりにはそれなりに見応えのある光景を目にできるかも知れません。
イヌタデ、クサコアカソなどの、山肌兄弟もあちこちで見られるようになりました。
樹木ではモミジがもう色づき始めました。気が早いヤツですね。
本格的な紅葉は10月末近くですのでまだまだ先ですが、いよいよ紅葉の時期が迫って来たということを実感しますね。
では最後に、園内植物図鑑に載っていないものをひとつご紹介します。
こちらはキミキフーガ:ブラック・ネグリジェという植物です。図鑑にも載っているサラシナショウマ(学名がキミキフーガ)の別種で、葉から柄までの鮮やかな銅色が特徴です。見た目はサラシナショウマとほぼ一緒ですが、パっと見でわかるほど柄と花のコントラストが素晴らしく、花の白さが際立っているので、ぜひご覧になっていってください。
なお、別に私が図鑑に載せ忘れたわけではなく、私が寝ている間に妖精さんか何かがイタズラでデータを削除したのだと思いますので、私は一切まったく何も悪くありません。
というわけで、来週こそ天気が良くなりますように。
ではまた次回。