09/05
2024
秋の気配ただよう山の上
2024年09月05日(木)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2024
2024年09月05日(木)
中之条花楽の里
前回の投稿から約一か月が経過してしまいました。
すっかりご無沙汰をしてしまって申し訳ありませんでした。
投稿がお休みしている間も季節は待ってはくれず、確実に夏から秋へとバトンをつないでいます。
見上げる高さのジョーパイウィードの花も色褪せていき、ルドベキアも花の芯だけが残るシードとなっていきます。
それらに代わって、存在感を増してきたのは、キミキフーガ
野生種のサラシマショウマの園芸種です。
白い花穂がすがすがしく天高く伸びています。
葉が細長くてヤナギのような、のっぽの花はヤナギバヒマワリ
風でバタバタと倒れこんでしまうのが残念です。
エキナセアは花の芯が目立つようになりました。イガグリ頭のようでついつい撫でたくなります。
奥のエリアでは、足元を青と白の花で覆われています。
ユーパトリウム・コエレスティナム(学名)
青色フジバカマ、西洋フジバカマ、ミストフラワーとも呼ばれます。
一年草のアゲラタムとそっくりですが、こちらは宿根草なので、宿根アゲラタムとも言われます。
同じく一年草のライオンズイヤー
UFOのような円盤から花弁が飛び出して何ともユーモラスな花の形です。
ドライフラワーにしても、鮮やかに色が残り、人気があります。
そして、斜面には、ススキの白銀色の穂が風でそよぐ季節がやってきました。
こちらは、葉に斑が入るタカノハススキ
ススキ斜面の足元にはこんな光景も・・・
雑草扱いされるキンエノコロですが、光に透けて輝いてみえました。
ゲンノショウコの白い小花も足元にあちこちで咲いています。
こちらも雑草扱いされるチカラシバですが、秋の風情を感じます。
宿根草の庭づくりでは、グラスのペニセタムとしても取り入れることも多いので、ここでも注目してみました。
園路脇の草地には、マツムシソウ
ピークは過ぎましたが、丸い実もかわいらしいです。
沢沿いには、
ツリフネソウとキツリフネ
この辺りでは、珍しくない野草ですが、ユニークな形で目を惹きます。
秋は野草の花も数多く、より一層趣深い風情が感じられる季節です。
秋を感じにお越しください。