08/13
2025
夏の花と秋の花の花盛りガーデン
2025年08月13日(水)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2025
2025年08月13日(水)
中之条花楽の里
暦の上では立秋も過ぎると空と雲の様子も変わってくるような気がします。
先週末は、花楽の里開園25周年のイベント。花盛りのガーデンを多くのお客様にご来園いただきありがとうございました。
前回の更新から、少し間があいてしまいましたが、8月中旬のガーデンの様子をお伝えいたします。
いつもの定位置からの様子です。
ルドベキア・アイリッシュアイズが咲き出しました。
鮮やかな明るい黄色が遠くからでも目を惹きます。
咲き始めは、花弁が上向きですが、咲き進むと下に下がり、中心の蕊も下の方から開いてくるのが、写真からでもわかるでしょうか?
隣のジョーパイウィード(西洋フジバカマ)と高さを競うように、見上げる程の高さで咲くのは圧巻です。
大型のフジバカマの迫力です。
園内には、大株になった本種が庭の大きな構成種になっています。
これによく似た白花がユーパトリウム・アイボリータワーズ
昨年植付けた株が一年でこんなに大きく成長しました。
宿根草は、環境に合えば驚く程大きくなるものもあり、それも魅力です。
奥に咲くのが桃色のジョーパイウィード。手前が白のアイボリータワーです。
アジサイ・ライムライトも咲き出しました。
ガーデンのあちこちで咲き、こちらもシンボル的な花です。
蕾のうちはグリーンっぽいですが、花が開いてくると純白になります。
白花同士の組み合わせは涼し気です。 手前のネバリノギクも今が見頃です。
ユウガギク
こちらは、自生種の野菊です。
ユーコミス
この形からパイナップルリリーとも呼ばれるユニークな形です。
これは蕾で下から花が咲いてきます。
ユーパトリウム・コエレスティナム(青花フジバカマ)
一年草のアゲラタムに似ていますが、こちらは宿根草です。
春の花が終わる頃になると、グランドカバーのようにやわらかい緑色の葉が地表を被い、秋にかけて花が咲くというとってもいい仕事をしてくれる植物です。
カクトラノオ(ハナトラノオ)
六合地区の切花「六合の花」としても多く栽培されています。
ヒオウギ
六合地区の切花「六合の花」としては、黒い実として出荷されることが多いですが、花も美しいです。
ヘレニウム・オータムナーレ
ルドベキア・ゴールドストラム
こちらのルドベキアはコンパクトにまとまり、花の中心はこげ茶色。
株が大株になり増えてきました。
エキナセア
昨年、桜の木を切って日当たりが良くなったおかげで今年はたくさんの花を咲かせています。
モナルダ
花のピークは過ぎ、花びらが落ちた実はまん丸のボール状になります。
実になってもさわやかな香りは残ります。
秋にかけてガーデンの植物たちは背丈の高いものが中心になってきます。
遠目からみると圧巻なのですが、近くによると雑草も目立ち、夏に咲き終わった花を土に戻そうとするかのようにツルマメが覆ってきます。
夏の花をシードとして残すためには、ツルマメに負けないようとせっせと鎌で刈り取る作業がかかせません。
少ない人手で自然と共生する庭の模索は続きます。