山の上はだいぶ涼しくなり、散策に訪れる方も多くなりました。ワンちゃんを連れてこられた方からは「ここに連れてくると、この子が喜ぶ」とおっしゃっていただき、人間の何百万倍も感覚が発達した動物のお墨付きをいただいたようで、何やら嬉しくなりますね。

というわけで、生（き）のままに自然の時を刻む山の上では、マツムシソウが見頃を迎えています。「マツムシソウまつりじゃぁ！」と言いたくなるレベルで咲いています。なお、特にイベントやフェア等はありません。

その他には、花期の短いナツズイセンが見頃です。ライムライトも見事に咲きそろっており、ちょうど今が盛りでしょうか。

レンゲショウマも変わらず私に麗しい姿を見せてくれています。私はレンゲショウマ贔屓なので、誰がなんと言おうとレンゲショウマの画像は載せます。

ススキも穂を伸ばしており、秋の始まりを感じさせます。2枚目の画像は、先端が割れて「さあ、穂を広げるぞ！」という瞬間の姿でしょうか。私は初めて見ました。

足元にはゲンノショウコも咲いています。個人的には、ありふれた雑草にもちゃんと目を向けたいので、この手の草花を割とよく紹介しているような気がします。

ちなみにシオン家の一族もありふれ過ぎていてあまり注目されない草花ですが、上から順番にユウガギク、シラヤマギク、ノコンギクです。見分けはつくでしょうか？　なお個人的にはシラヤマギクが大好きです。

ではここから、現在のガーデンの様子をご覧ください。

紹介できる草花も徐々に少なくなり寂しくなってきましたが、一方で気候は穏やかになり、優雅な時間の流れが日々色濃くなっている気がします。2022年も残すところあと4か月。山の上の開園期間もあと4か月。ちょっとでも「山の上に行ってみようかな？」と思っていただけましたなら、ぜひ足をお運びください。

ではまた次回。