07/24
2021
熱中症にご注意を
2021年07月24日(土)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2021
2021年07月24日(土)
中之条花楽の里
四連休開始から大変多くのお客様にご来園いただき、心より感謝申し上げます。気温と湿度がかなり上がっており、山の上も日中の気温は平地とほぼ変わりません。適宜、日陰に避難する、水分を補給する等、熱中症予防にご協力ください。
では、中之条山の上庭園、7月24日の開花状況です。
園内中腹にあるアナベルが見事に咲き揃い、見ごろを迎えています。それぞれ真っ白なぼんぼりのような、玉のような花を存分に実らせており、とてもフォトジェニックな光景を作り出しています。
ちなみにこのアナベルを見るためには園内中腹のエーデルワイス植栽地脇の階段を上がるのですが、この階段の右側にズラリと並んでいるのはブルーベリーの低木です。そのブルーベリーが実を熟し始めています。
もちろん撮影ついでにつまみ食いしてみましたが・・・
非常に、なんと言いますか、野趣味溢れる、酸味と甘みで、実に、乙なものでした。試してみたい方は自己責任でどうぞ。
ガーデン内では様々な花が咲き、ガーデン自体が見頃となっています。いつもならこの記事では接写で花を紹介していくのですが、今回は趣向を変えて、風景の切り抜きでお届けしたいと思います。
まずは、ラベンダー色のモナルダ(ベルガモット)とヘリオプシス(ヒメヒマワリ)です。モナルダ類はここにきて各種が一気に咲き始めてきましたので普通にガーデン内を歩いているだけでも様々な色のものを目にできると思います。
真っ赤なクロコスミアと桃色のメドウスウィートの調和が見事です。画面奥にはエーデルワイス花壇が見えるので、どの位置から撮影したものか探ってみるのも面白いと思います。
四阿(あずまや)近くの通路脇では左手前から、エキナセア、ヘメロカリス、マーシュ・マロウが咲いています。特に背の高いマーシュ・マロウの花色は周囲の賑やかな色彩に落ち着きをもたらしてくれるアクセントになっていて素敵です。
余談ですが、マーシュ・マロウを見るたびに、生ドラ焼きが食べたくなります。
ガーデン内には張り出した植物に隠された通路が方々に存在します。
通常の観光庭園は「植物に触れる行為は厳禁」という場合が多いですが、山の上庭園ではどうぞ、植物をかきわけて遠慮なくお通り下さい。そうして一通り見て回ると、帰る頃には様々な花と植物の香りに包まれていますので、五感で自然を堪能することができます。
ただし花の香り以外にも、クモの巣や虫や花粉や種に包まれる可能性もあります。
また、レストハウス裏側にある林の中には、こんな沢地が存在していたりします。
淡水と森好きな私にとって最もお気に入りの場所で、いつも撮影の最後にはここに来て水の中に手を差し入れ、しばらく一息入れることにしていますが特に今の季節は「最高!」の一言以外無いほど最高に気持ちの良い場所です。
時間に余裕がありましたら、ぜひ探して訪れてみてください。