07/02
2021
梅雨真っ盛りです
2021年07月02日(金)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2021
2021年07月02日(金)
中之条花楽の里
そもそも「梅雨真っ盛り」という言葉があるのかどうかはわかりませんが、山の上も連日のグズついた天気で、植物たちもだいぶしっとりとしております。
そのような天候でもエーデルワイスはまだまだしっかりとしており、あと1週間程度は見頃を継続してくれるものと思います。「まだ見に行けていない!」という方も、充分に間に合いますのでご安心ください。
梅雨の長雨で様々な花が花弁を散らしてしまい、今時分が時期の花も”ちょっと保留”のような感じで開花を足踏みしていますが、レストハウス入り口脇ではブラックマロウが咲いてくれました。自然界においては異質といえる色で咲く花は、見る者に不思議な感覚を与えてくれます。
また、ガーデン内では白とピンク両方のアキレア(ノコギリソウ)が広範囲に渡って美しい景色を形成してくれています。他にもアキレア・ローズマダーなどが鮮やかな花を咲かせています。
花木ではバイカウツギが満開に咲き、カシワバアジサイも花を開き始めてきました。アナベルやエンドレスサマーなどのアジサイはまだもう少しといったところです。
レストハウス裏の斜面には、ペンステモン・ハスカーレッドが咲いていました。妙なところに咲いているなと思いましたが、思いもよらないところに思いもよらないものが咲いているのがナチュラルガーデンの特徴とも言えます。
予報ではまだまだ雨が続きそうですが合間には時折太陽も顔を覗かせておりますので、タイミングが合いましたら、ご来園いただけると幸いです。
■オマケ
園内を歩いているとよく聞かれるのが、下の花の名前です。
とても色鮮やかなショッキングピンク色であることと、園内のあちらこちらに雑草のように生えていることから、とにかく目につく花です。直径1cmほどの花なのですが、集合して咲くので遠目からでも目立ちます。
こちらは名前をシレネ・アルメリアと言い、園内にはピンクと白のものがあります。和名を「ムシトリナデシコ」とも言う花です。一説によれば、とかく野生化しやすい花なんだそうですよ。
ご参考までに。