06/09
2023
雨上がりの庭園で
2023年06月09日(金)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2023
2023年06月09日(金)
中之条花楽の里
関東地方も梅雨に入りました。
昨夜はこちらもまとまった雨が降りました。
今朝の庭園は雨が上がり、雫をまとった花たちが色鮮やかに迎えてくれました。
2023年6月9日の中之条山の上庭園の様子をお伝えいたします。
道路添い花壇のフロックス。ピンクの花色が目をひきます。
エントランスのアーチのツキヌキニンドウ(突抜忍冬/スイカズラ科)が咲き始めました。左右で黄花と赤花に分かれています。
茎が葉を貫いているように見えることからこの名があるようですが、実は2枚の葉がくっついて1枚になり、その真ん中から茎が伸びているようです。
◎サンショウバラ(山椒薔薇/バラ科)
日本固有種のバラで、まさにサンショウのような葉をつけます。
ハーブ園の一番奥に大株が数本あり、園路にさしかかるように枝を伸ばしています。
◎ヤマボウシ(山法師/ミズキ科)
枝の上部にびっしりと花をつけ、今がまさに見頃です。
うすく紅をさしたような赤花種もあります。
黒い塔の造形作品との相性もバッチリです。
◎エーデルワイス(キク科)
一番花は終わり気味ですが今月いっぱいは楽しめそうです。
◎イエローキャンドル(ユリ科)
ハーブのひとつで、立派な黄色い花は存在感があります。
◎ノゾリキスゲ(野反黄菅/ユリ科)
中之条町六合地区の野反湖に咲くゼンテイカ(禅庭花)をノゾリキスゲと言いますが、一般的にはニッコウキスゲで親しまれています。
一緒に咲く青紫のアヤメとの色の相性がいいですね。
◎バーバスカム・ビオレッタ(ゴマノハグサ科)
今が見頃です。
雨に濡れた花々はしっとりと色鮮やかです。
これから梅雨空が続きますが、雨ならではの美しさも感じられます。
山の上でお待ちしています。