06/23
2023
純白の花々に思いを寄せて
2023年06月23日(金)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2023
2023年06月23日(金)
中之条花楽の里
今週は梅雨の晴れ間も続き、エーデルワイスを一目見ようとたくさんのお客様においでいただきました。
エーデルワイスはだいぶ咲き進んではきましたが、今週末も引き続きお楽しみいただけます。
また今週末は「山の上マルシェ」が開催され、キャンドルづくりとドライフラワーアレンジメントのワークショップ(6/25:当日申込できます)の他、山に育つ山菜やハーブを乾燥させた「六合村のビリヤニ」をカフェで提供(6/24・25)させていただきます。(詳細は「お知らせ」をご覧ください)
2023年6月23日の中之条山の上庭園の様子をお伝えいたします。
今の季節、ハーブガーデンは白がメインです。
オルレア、アキレア、エーデルワイス、エルダーフラワー、バイカウツギ、セイヨウカノコソウ等など…
6月といえばジューンブライド。標高1000mに咲く白花は純白の花嫁さんをイメージさせます。
その中でもまさにその名がついているのがこちら。
◎バーバスカム・ウエディングキャンドル(ゴマノハグサ科)
エーデルワイスの脇に大株がある他、こぼれ種でもいくつか広がっています。
花芯の紫色が特徴的で、白く長い花穂を次々と伸ばします。
◎セイヨウカノコソウ(オミナエシ科)
古代ギリシャの時代から薬草として利用されてきたようです。
◎エルダーフラワー(スイカズラ科)
和名:セイヨウニワトコ
イギリスでは、この花をハーブティやコーディアルにして民間療法に使うことでポピュラーなようですが、
当庭園のカフェでは、エルダーフラワーのジェラートがお召上がりいただけますよ。
◎セイヨウバイカウツギ(西洋梅花空木)(アジサイ科)
八重咲きで純白の美しい花です。
◎ムスクマロウ(アオイ科)
和名:ジャコウアオイ(麝香葵)
淡いピンクのかわいらしい色合いです。
◎コモンマロウ(アオイ科)
和名:ウスベニアオイ(薄紅葵)
花をハーブティーとして利用します。「マロウブルー」といわれる珍しい青色のお茶です。
◎ゲラニウム・サンギネウム(フウロソウ科)
和名:アケボノフウロ(曙風露)
風に揺れてふんわりと咲く姿は、高山植物を思わせます。
赤花と白花が見られます。
◎ハニーサックル(スイカズラ科)
和名:ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)
ハーブガーデンの上にトンネルがあります。黄花種と赤花種があります。
赤花種は花弁の外側が赤紫色で内側は桃色。そして咲き終わるころには黄色へと変化していき多様なグラデーションが楽しめます。
◎クナウティア(スイカズラ科)
和名:アカバナマツムシソウ(赤花松虫草)
鮮やかな赤が目を惹きます。「ワイルドスカビオサ」とも言われマツムシソウとそっくりですが、スカビオサとは別の属になるそうです。ややこしいです。
これからの季節、ハーブガーデンのハーブの花も次々と咲いてきます。
昔から民間療法の薬として生活の中で利用されてきたことは日本でも海外でも変わりません。
植物のエネルギーにも思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
山の上でお待ちしています。