前回の記事で「残暑が厳しい」と愚痴ったせいでしょうか、あれから一気に気温は下がり、関東は10月中旬並の気温が続きそうな上に、お天気も生憎の曇天が続くらしく、植物にとってもヒトにとっても対応が面倒になりそうです。感染症もそうですが、体調も崩さないように気を付けていきたいところですね。

というわけで、何かいつも雨に祟られている気もしますが、9月3日の開花状況です。

今年のエンドレスサマーはこの状態のまま終わりそうです。かき分けて探してみるとひとつふたつほどは花芽もありましたが、本格的な秋の到来と共に「また来年！」ということになりそうです。

ガーデンの方はというと、連日の雨で多くの花が「しんなり」としておりますが、元気よく背伸びをしている花たちもいます。

その筆頭がコスモスでしょうか。今週に入ってから一気に咲き揃い始めました。

ソリダコ・ファイアーワークスもしっかりと伸び、3か所ほどで黄緑色の雲海を形成しています。

ヤナギバヒマワリも少々こうべを垂れてはいますが元気よく咲いています。「柳葉」の名の通り、非常に細い葉っぱを身に纏っているヒメヒマワリです。

ユーパトリウム・チョコレートも花を付け始めました。これはフジバカマの仲間で、園内では一緒に咲き始めています。そのフジバカマの近くではオトコエシも負けじと競うように咲いています。

ところでフジバカマと言えばアサギマダラですね。そろそろ園内でも普通に見かけられる頃だと思うのですが、残念ながら今のところ目にしていません。フジバカマがもう少し咲き揃った頃にお目見えがかなうやも。

レストハウス裏の中庭では、リグラリア・デンタータが、そのすぐ近くには、丸い蕾からシュウメイギクも花を開き始めています。

道路沿いでは青花イワシャジンも可愛らしい花を吊り下げていました。

なお、この撮影中に白い花のシャジン（ハクサンシャジンかな・・・？）を園内で見かけ、撮影はしたのですがボケボケにボケてしまっていたため再度撮影に戻ったところ、どこで見かけたのかサッパリ思い出せず、目を皿のようにして探しても見当たりません。

最終的には「たぶん気のせい」「そんなものは無かった」ということにして引き揚げましたが、どうにも気になるので、見かけた方はご一報を。