10/15
2022
紅葉の夏だより
2022年10月15日(土)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2022
2022年10月15日(土)
中之条花楽の里
本日10月15日は素晴らしい秋晴れとなりました。
出勤時はまだ曇り空だったのですが、写真撮影をする頃にはちょうどよく日差しも戻り、私の日頃の行いの良さを感じさせます。
紅葉もますます進んでおり、赤城山頂上付近では10月20日頃が見頃になるとのことでした。山の上はそこから一週間ほど遅れた、27日頃がピークになるかも知れません。
さて、今日は出勤してくる途中で、道路脇にルドベキアの群落を目にし、「えっ!?」と思いました。今年は夏の間中続いた雨と日照不足がたたり、全国的に植物の狂い咲きが見られているようです。
山の上も例外ではなく、これまで、季節外れのビバーナムやブットレア、シャジンなどの狂い咲きを目にし、「今年は時季外れのものが多いなあ・・・」と感じていたのですが、今日は狂い咲き(あるいは超遅咲き)のオンパレードだったのでビックリしました。
まずガーデン入口では、アーチの上にまさかのナツユキカズラを発見。
足元にはピンククローバーが咲いています。
ガーデンをさらに進むと、初夏のコモンマロウがこんにちは。
斜面に目をやると、こちらも初夏のオオムラサキツユクサとご対面。
そのすぐ近くには春まだ続くヒメジョオン。
更に奥に進むと「もう夏来た?」とばかりにオミナエシ。
もう、とっくに来てるわとタンジー。
いえ、夏なんて終わりざます、と横槍を入れるメマツヨイグサ。
いや、夏はまだまだ続くんだ!と頑張るルドベキア。
どうでもいいけど咲かせろとばかりにエンドレスサマー。
てめえら脇役は黙ってなとエキナセア。
「つうかもう秋なんですけど?」「これだからTPOをわきまえない連中は・・・」とペルシカリアとサラシナショウマ。
まあ、秋ももう終わりなんですけどね?と、唯一正しいセイタカアワダチソウ。
というわけで、メイワク外来種扱いされているセイタカアワダチソウさんが一番の常識草でした。きっとキレイなジャイアンってこんな感じなんでしょうね。
では最後に、ただ美しいだけの園内を、ただご覧ください。
天候不順が続くとはいえ、季節は着々と進んでおります。草花もそれぞれの状況や環境に合わせて、花を咲かせ、実を付け、種を結んでいきます。人間も自然の一部ですので、刻々と変化する気象状況や社会に合わせて、融通無碍に適応していきたいところですね。
というわけでまた次回!