10/22
2022
一気に色づいた山の上
2022年10月22日(土)
中之条花楽の里
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2022
2022年10月22日(土)
中之条花楽の里
つい先日、霜が降りた山の上です。朝の気温が一気に低くなり、それと共に山の上もこの2~3日で一気に色づき始めました。ジューンベリーの木立も素晴らしい色合いになり、素敵な空間を演出してくれています。
このまま行くと、当初の予想通りに来週半ばから月末にかけて見頃を迎えそうですので、特に28~29日あたりは「紅葉デー」として、各地の名所に訪れてみるのも良いのではないでしょうか。
ちなみにこの時期の山の上庭園の見所のひとつに、頂上部にあるシラカバとモミジのコラボレーションがあります。
私はこの白い幹と赤い葉のコラボレーションがことさらに好きなのですが、更に日数が過ぎると落葉したモミジの葉が地面を赤く染め上げ、本当に美しい空間を形づくってくれます。これから10日ほどはこの光景が楽しめると思いますので、ご来園の際にはぜひ、気力を振り絞って頂上まで行ってみて下さい。気力の無い方は諦めて(無理しないで)ください。
ところで前回の記事では色々な草花の狂い咲きを記事にしましたが、まさかまさかのエーデルワイスを発見しました。
エーデルワイスの葉っぱの肌艶が良いなぁと思っていたので、もしかして咲いている?と思い探してみたら、案の定咲いている個体がいました。今年は本当に「狂い咲きまつり」と言えるほど、時季外れの草花を楽しめた一年でしたね。
というわけで新たにご紹介できる草花もほぼ無くなり、山の上庭園もいよいよ休眠へ向かっています。そんな園内のひとときをご覧ください。
なお本日は曇天で小雨が少しパラついているということもあり来園者が非常に少ないのですが、おかげさまでこれらの光景を独り占めしながら、ベンチに座ってしばし気持ちの良い秋風に当たることができました。
私は元々の生まれが雪深い青森という事もあり、自然と共に生きる多くの方々と同様に、自然に対して癒しや優しさ成分などを感じることはまず無いのですが(遊んで楽しい成分3割、おいしい成分2割、こわい成分2割、ムカつく成分3割くらい)、面白いことにそうしてひとりで自然の中にいると、美しさと共に「生きている」という実感を強く得ます。あるいは私と同じ感覚を抱く人は多いのではないでしょうか。
というわけで、また次回。