08/13
2021
雨の庭園
2021年08月13日(金)
中之条花楽の里
最新の開花情報をお届けします
2021
2021年08月13日(金)
中之条花楽の里
連日35度近い気温でうんざりしていましたが、今度は連日の雨で一気に涼しくなりそうで、体調管理が難しくなりそうです。部屋の温度調整や外出の際の着るものなど、細かく対応していきたいところですね。
というわけで8月13日の花だよりです、が、あいにくの雨でどうしよう?と一瞬躊躇しましたが、雨に濡れそぼる花の画像も面白そうだなと思ったので、カッパを着て撮影を強行してみました。水滴のしたたる涼しげな画像をお楽しみください。
これまで来園者の方々の目を楽しませてくれたアナベルは見頃を終えつつあります。代わりにそろそろとエンドレスサマーが花の数を揃えてきましたので8月の後半にかけて見頃を迎えると思います。
ガーデン正面のアーチではナツユキカズラが歓迎の紙吹雪のように咲いています。あいにくこれからは連日雨という予報が出ているので残念ですが、できれば紙吹雪が終わってしまわないうちに大勢の方々を迎えたいものです。
そのガーデン内では、ジョーパイウィードが一気に咲き揃ってきました。全草に甘いリンゴの香りが漂います。その近くでは負けじとばかりにアイアンウィードも彩度の高い濃厚な紫色の花を開いています。
カクトラノオや宿根アスターもガーデン内のあちこちに咲き始めています。こちらは両方とも淡い薄紫色で、先のふたつとの濃淡の違いが面白いです。
ガーデンの傍ら、ジューンベリーの木の下ではナツズイセンが咲いていました。つるんと真っ直ぐに力強く伸びた1本の茎の先端から大ぶりの花が下がっている姿はさしずめ、野にしつらえられた”いけばな”のよう。
また、正面の階段の脇にはキキョウも咲いています。数が少なく注意しないと見落としそうですが、この一角だけ絵の具を落としたような光景になっていますので、ぜひ見つけてください。
また、写真はありませんが、園内のあちらこちらにツユクサが大量に咲いています。常に視界に飛び込んでくる青い斑点がガーデン全体に夏らしい彩りを加えており、夏の名バイプレイヤーとして活躍中ですので、気にしていただけると私が喜びます。
最後の画像は、ヘレニウムです。
無性にスウィートポテトが食べたくなるような色合いです。
ではまた来週!