12/19
2022
二度目の冬を迎へて想ふ
2022年12月19日(月)
中之条花楽の里
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2022
2022年12月19日(月)
中之条花楽の里
雲ひとつ無い快晴に恵まれた山の上です。遠くに見える浅間山の稜線もはっきりと見え、冬ならではの空気の透明感を間接的に教えてくれています。
山の上はすっかり丸坊主になってしまいましたが、モノクロームな山の様子と美しい青空のコントラストが見事だったので、ちょっとだけ撮影してきました。そんな現在の山の上の様子をご覧ください。
放射冷却現象によって気温は余裕で0度を下回る中、太陽が昇っても日陰ではフロスティな光景も見られます。
霜がダイヤモンドのようにキラキラ光る姿が美しいのですが、小学生のころに同級生が「塩だ!塩だ!塩ランドだ!」と叫びながら、四つん這いになって舐め回していた光景が即座に思い出されます。私はこの人生が終わるまで、霜を見るたびに彼のあの姿を思い出すのでしょう・・・
さて、私が山の上庭園に来てから二度目の冬を迎えます。今季も色々とありましたが、頂上のベンチに座り、遠くに見える浅間山を眺めながら想うのは、
「・・・うん、さぶすぎて物想いになんか耽ってられない」
というわけで、いそいそと退散してきました。何かステキな文言なりコラムなりを期待していた方は、人生はなかなか思うようにはいかないという教訓を胸に、たくましく生きていきましょう。
ではまた次回。